かれこれ2,3年はあたためてしまっていた茶籠が出来上がりました。
当初は、茶道におけるお点前の一つである茶箱をなんとかエコクラフトで作れないかと試行錯誤する日々。
そんな時に観賞した茶道具の展覧会。そこには過去の常識にとらわれず、現代風にアレンジされた茶籠がありました、それもタイ製。
茶籠も茶箱も、茶室での茶道具を旅先でもお茶が飲めるようにと工夫された茶道具入れで、特に茶籠は利休の時代から茶人の旅持ちとして様々な形で好まれ、また他の品を応用して使われていたようでもあります。
それを知り、最初はシンプルに茶箱の大きさと形を再現することとし、柄は繊細さを出すべく側面は細かな網代編みとしました。
お茶道具はRさんにお借りしました。
お道具ありとなしとではやはり、写真映えが違います。ありがとうRさん_(._.)_ !
刺激を受けたタイ製の茶籠は竹を細くさいて繊細に作られており、模様はとても細やかです。
数を重ねていって、いつかこのような繊細な編み方で作れたらと思っています。